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外壁塗装と一緒に屋根点検 住宅会社だから出来ること
永く暮らす家 ~平屋スタイル~
永く暮らす家は住みやすく、メンテナンスのしやすい家。
1941年創業。地域と共に。篠田建設株式会社です。
先日、弊社OB様宅を外壁塗装させていただきました。外壁塗装の際は、下写真のように足場を組みます。
足場のある時に、屋根の上に上がって状態を見させていただきました。
こうした機会に、屋根の点検メンテナンスをさせて頂くことで、不具合を前もって発見することが出来ます。
こうしたことは、住宅会社であるからこそ出来るのではないかと思います。
今回は屋根に上がらせて頂いて、「棟板金」という部分に使われる「釘」が浮いてきているのが発見できました。
この「棟板金」とは、「屋根の面と面が合わさるところ」を雨が入ってこないように覆って、屋根材を固定している部分です。
この、「棟板金」を止める金具が、築7~10年すると、大抵のお家で棟板金を固定する釘が抜けてきます。
釘が抜ける原因は、棟板金の「熱膨張」にあります。
“熱膨張”とは金属が熱で温められた時に膨張が起きる現象です。
棟板金は金属のため、日に当たると太陽の熱で膨張し、夜気温が下がると収縮します。
膨張するときは釘も一緒に引っ張られますが、収縮するときは板金だけが収縮して、長い間膨張・収縮を繰り返すことで、徐々に釘が抜けてきてしまいます。
日当たりの良い家だと釘が抜けるスピードも速くなるので、こうした点検が必要になります。
今回のお宅も釘が浮き、釘のパッキンも劣化していましたので、新しい釘に取替させていただきました。
BEFORE
AFTER
この釘を浮いたままの状態にしておくと、雨水が少しずつ入り込み、屋根下地材を腐らせてしまいます。
今回も早めの対応で建物を守ることが出来、良かったです。
「住宅会社だから出来ること」を大切に、皆様のお宅をメンテナンスしていきたいと思います。
家のことで何かお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。