topics

記事

2022.07.14

だれもが使いやすいトイレとは

だれもがつかうトイレだからこそ、どんな人でも快適に使えるトイレにしたいものです。

今回はトイレに注目したいと思います。


トイレとは

トイレの目的は「排出行為の場」。

プライバシー性を高くし、適度な狭さにすることで快適さが生まれます。

プライバート個室、基本的に一人で排出できる場にする必要があります。

ユニバーサルデザインのトイレで誰もが使いやすく快適に◎

ユニバーサルデザインとは?

子供からお年寄りまで誰もが使いやすいデザインのことを差します。

使いやすいトイレにするためのポイント

・手すりをつける

 便器に座る・立ち上がる動作は転倒の危険が多い

 手すりをつけて、座る・立ち上がる動作をしやすく、安全に

L型手すり…縦と横の手すりを組み合わせた形。安定した姿勢で立ち上がることができる

I型(縦型)手すり…壁に対して垂直に設置。L型に比べ、コンパクトで圧迫感がない

※手すり設置個所には下地材をいれておくとより安全になる

・トイレに適した床材を選ぶ

トイレの床は濡れやすく、汚れがつきやすい

水に強く、掃除のしやすいものを選ぶ◎

クッションフロア…耐水性があり、防汚性が高くメンテナンスしやすい

デザインが豊富なので、トイレの雰囲気にあわせられる


・少しゆとりのもった空間にする

介助が必要になった時に対応できる空間に。ゆとりをもつと◎

目安 奥行き…182センチ~190センチ

   横幅…140センチ~180センチ ※便器の大きさ、手洗い場の有無による

   扉 78~85センチ(引戸の場合) ※開き戸より引戸の方が動作が楽

 ※出入口で段差をつけない バリアフリーにする


また、換気扇や小窓により換気が十分にできる・足元まで光が届く照明であることも必要です。

□まとめ

誰もが毎日つかう空間だからこそ使いやすいトイレへ。

家づくりの参考にしてみてくださいね。