2023.09.25
開放感のある空間で暮らしたい!玄関に吹き抜け階段を取り入れてみませんか?
開放感のある空間で暮らしたい。
部屋の中まで日光が差し込む明るい家に住みたい。
このようにお考えの方は玄関に吹き抜け階段を取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか。
吹き抜けを取り入れることで開放感のある空間を実現できるというメリットがある一方、デメリットもあります。
そこで、吹き抜け空間に関する情報とデメリットの対策方法も含めてお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
□吹き抜け空間におけるおすすめの階段デザインとは?
まずは、おすすめの吹き抜け階段デザインをご紹介するので、吹き抜け空間をイメージしていきましょう。
*吹き抜け空間とスケルトン階段
吹き抜けは、玄関やリビングによく取り入れられます。
そして、スケルトン階段は骨組みと足を乗せる踏み板のみで作られた階段なので、吹き抜けの開放感を邪魔しないという特徴があります。
そのため、吹き抜けとスケルトン階段の組み合わせによって、明るい空間を実現できるでしょう。
*吹き抜けと折り返し階段
広い玄関フロアの吹き抜けと折り返し階段は良い相性です。
折り返し階段は、折り返された階段スタイルで踊り場があることが特徴的です。
踊り場とは階段の途中に設置されている少し広めの平な場所です。
この踊り場があることで万が一、転倒した時でもそこで止まることができるので小さなお子様がいる方でも安心ですね。
*吹き抜けと2階廊下が見えるデザインの階段
吹き抜け階段が二階廊下とつながることで、階段の圧迫感を押さえられるデザインです。
二階廊下と階段の一体感のある雰囲気は、海外の映画のワンシーンに出てきそうなおしゃれさを演出できることでしょう。
□吹き抜けの玄関のメリットとは?
これまで紹介した吹き抜け階段によって、どんなお住まいになるか想像できたでしょうか。
次に、玄関に吹き抜けを取り入れた場合に得られるメリットについてご紹介します。
・採光性が向上する
窓から離れている玄関はどこか暗いイメージをお持ちの方もいるでしょう。
そこで、玄関に吹き抜けを取り入れることで採光性が向上します。
その結果、玄関にも太陽の光が差し込むので、一年を通して明るい玄関を実現できます。
また、窓の大きさや配置によって自分好みの明るさの玄関にできるという魅力があります。
・風通しの良くする
玄関はホコリや砂が溜まりやすい場所であるのにもかかわらず、換気しづらい場所です。
このようなお悩みは吹き抜けを取り入れることで解決できます。
吹き抜けは外からの風を取り込みやすくできるので、玄関の風通しをよくします。
そのため、玄関を定期的に換気したい方には特におすすめでしょう。
・開放感を演出できる
現代では、都市の狭いエリアで住宅を建設することが増えていますが、どうしてもスペースが限られます。
このようなコンパクトな住宅では、限られたスペースも吹き抜けによって開放感を演出できます。
・個性的な間取りと内装が実現できる
吹き抜けは、間取りや内装デザインに特別なアクセントをもたらします。
特に玄関は住宅全体の印象を左右する重要な場所であり、吹き抜けの視覚的効果を最大限に活かしやすい場所です。
より洗練された玄関空間を実現するためには、吹き抜けに特別なクロスを施す、照明を工夫するなど、吹き抜けにマッチしたインテリアや内装デザインを織り交ぜることを考えてみると良いでしょう。
□吹き抜け階段のデメリット対策とは?
吹き抜けにはメリットもありますが、デメリットもあるので注意が必要です。
しっかりと対策できるようにしましょう。
・空調管理が難しい
吹き抜けは空間が広い分、冷暖房の効率が低下してしまいます。
また、暖かい空気が上に、冷たい空気が下に分離してしまうことも階段の登り下りによって温度の変化を特に感じやすくなってしまいます。
そこで、まずは住宅全体の断熱性と気密性を高めることで冷暖房効率の低下を抑えます。
さらに、シーリングファンを設置することで、空気循環効果を得られます。
これにより、暖かい空気と冷たい空気の分離を減らすことで温度の変化を無くせるでしょう。
・視線や音が気になる
吹き抜けは室内の区切りを減らすことで開放感を得るというメリットがあります。
一方でこれはデメリットにもなります。
それは、視線であったり、音が気になったりしてしまう恐れがあることです。
対策としては、仕切りの設置やレイアウトを工夫することです。
おすすめな方法としては、設置する仕切りを開閉可能なタイプにしておくことです。
開閉可能なタイプであれば、来客の際にも簡単にプライバシーを確保できるでしょう。
また、家全体のレイアウトにL字型を採用することで、間取りや動線が丸見えになってしまうことを防ぎます。
□まとめ
吹き抜け空間に関する情報をお伝えしました。
スケルトン階段、折り返し階段、2階廊下が見えるデザインの階段などは吹き抜け玄関と良い相性です。
これらの組み合わせは吹き抜け玄関のメリットを最大限に発揮できるでしょう。
ただし、吹き抜け空間にはデメリットも存在するので、しっかりと対処することが重要です。
当社は岐阜市周辺で快適な家づくりをご提供するので、お気軽にご相談ください。