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2023.09.21

家事動線はキッチンが重要?快適な暮らしを実現するための動線についてご紹介!

家事の負担を減らして快適な暮らしを実現したい。
このようにお考えの方は、家事動線を意識することが大切です。
家事動線はキッチンや洗面所などの間取りによって効率性を高められます。
そこで今回は家事動線を意識した快適な暮らしを実現したい方に有益な情報をお伝えします。

□間取りを決定するポイントとは?

間取りを決める際には、使いやすい家にすることが大切です。
この使いやすい家にするためのポイントとしては、人の動きを線で表した「動線」を意識することです。
それでは、動線について解説します。

*家事動線

家事動線とは、掃除や洗濯、料理などの家事をするときの人の動きです。
この家事動線を意識することで、家事における効率を高めることができます。
例えば、洗濯を1階で行い、2階で服を干す間取りであればどうでしょうか。
洗濯をする度に2階に上がる必要があるので、家事における負担が大きくなります。

家事動線のポイントとしては水回りを集約することで家事におけるストレスを軽減できるのでおすすめです。

*生活動線

生活動線とは、朝から晩まで生活する上での動きのことです。
例えば、食事や入浴、トイレ、就寝などです。
この生活動線が不十分な場合は、家族がバタバタする朝の時間帯に身支度する場所が渋滞するといった事態に陥るので注意が必要です。

生活動線のポイントとしては無駄な行き来を減らして、なるべくシンプルにすることを意識しましょう。

*来客動線

来客動線とは、来客者が家を訪れたときの動きのことです。
例えば、玄関の横に客間を設けた場合、来客者がトイレを使用するためにリビングを通らないといけない間取りであれば、プライバシーを確保しづらいです。
そのため、来客者が訪れたときの動線も意識するようにしましょう。

□家事動線はキッチンが重要?良い間取りの決め方とは?

使いやすい家にするためには、動線を意識することが大切です。
先述した3つの動線の中でも今回は家事動線に着目してみましょう。
家事動線における良い間取りの決めるポイントは3つあります。

1.収納
収納できる量と場所は家事における効率に関わる重要な要素です。
大きな収納スペースを確保しても、設置場所を間違えると移動の手間が増えるでしょう。
キッチンにはパントリーを設置することで、備蓄が可能になります。
これにより買い物頻度を減らせるという嬉しいメリットがあります。

また、洗濯では服を洗って干した後に収納までが一連の流れです。
そのため、干した場所の近くに収納スペースを確保すると家事の負担を減らせるでしょう。

2.移動距離
移動距離を短くすることは動線において非常に重要です。
洗濯の一連の流れやキッチンから洗濯場所までを短くすることで、家事における移動距離を短くできます。

実際にどんな家事をするのかイメージして、一連の流れから間取りを考えることがおすすめです。

3.回遊性
回遊性とは家の中を移動しやすくするために、空間のつながりを高めることです。
この時に意識しておきたいことは、どの空間が生活の中でつながりがあると便利か考えることです。

例えば、キッチンと洗濯場所が近いと料理しながら洗濯もできるので、家事における効率を高められます。

回遊性が高まることで、家族と関わる頻度が自然と増えるので、コミュニケーションが活発になることも期待できるでしょう。

□失敗例を参考にしよう!

使いやすい家の間取りを実現するためには、実際の失敗例を参考にすることも大切です。
それでは、失敗例からわかる注意点をご紹介します。

・居室が狭くなってしまった
家事動線や回遊導線を意識して通路や動線を確保したけれど、そのせいで居室が狭くなっては快適には暮らせないでしょう。
そのため、限られた面積で動線を意識する場合は、家具の配置まで事前にシミュレーションする必要があります。

・収納スペースが足りない
家事動線を意識して洗面所とキッチンを短くしたけれど、収納スペースを十分に確保できないケースもあります。
そのため、収納スペースと家事動線を短くすることのどちらかの優先順位を決めて設計することをおすすめします。

・プライバシーを守れない
回遊性の効率を考慮して部屋の仕切りが少ない場合、小さいお子様が思春期の頃になればプライベートな空間が欲しいと思うでしょう。
そこで、スライド式の扉を設置しておくなど、将来のことを考えて設置することがおすすめです。

・洗濯物を干した後のことを考慮していなかった
洗濯の一連の流れは、洗濯してから収納するまでです。
しかし、洗濯物を取り込んでからのことを考えていなかったということはよくあります。
そのため、しっかりと収納するまでの一連の流れをシミュレーションしておくようにしましょう。

□まとめ

間取りを決める上で、家事動線や生活動線、来客動線があります。
その中でも家事動線で意識するポイントは収納や移動距離、回遊性です。
これらご紹介した全てのポイントを押さえることは難しいので、優先順位を事前に決めておくことで自分達の理想の暮らしを実現してください。

当社は岐阜市周辺で平屋や町屋の専門店としてこれまで2000棟以上の実績があるので、お困りの際はお気軽にご相談ください。