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2023.08.31

【リビングはテレビとソファから考える】

LDKを一部屋として考えるとキッチンやダイニングを確保して残ったスペースがリビングになります。
キッチンやダイニングは必要なスペースが決まっているので、狭小住宅ではリビングが狭くなりがち…

リビングは何を置きたいですか
ソファとテレビと答える人が多いと思います。
ソファとテレビがあっても狭く感じさせない・居心地の良いリビングについて考えたいと思います。

設置したいテレビの大きさは?テレビの大きさによってソファまでの距離が変わります

視聴距離(テレビからソファまでの距離)がテレビの画面の高さの約3倍が適切な距離。

つまりテレビが見やすい距離となります。

テレビは45型・50型・55型と年々画面サイズが大きくなっています。新生活のタイミングでテレビを買い替える人もいます。

50型テレビだと高さ62㎝、横110㎝くらい。ソファまでの視聴距離が180㎝になります。

60型テレビだと高さ74㎝、横132㎝くらい。ソファまでの視聴距離が220㎝になります。

※テレビを壁掛けにするのか、それともテレビボードを置くのかによって必要な壁との距離が変わります。

壁掛けテレビにする
取付部品をつけ、壁に直接テレビを取付ます。
省スペースで設置可能。スタイリッシュに見える。テレビ買い替え時に注意が必要。配線を隠すために工夫が必要。

テレビボードにする
ブルーレイプレーヤーやゲーム機など周辺機器を収納できる。少しであれば移動ができる。テレビボードを設置するスペースが必要。

ソファの形は?必要なスペースがかわります

一般的なのが、まっすぐなタイプのI型ソファ

比較的コンパクトで配置がしやすいのがポイントです。


コーナーソファ
部屋の角にも配置しやすいL字型ソファ
二人掛け・三人掛けソファも組み合わせているので一度に大人数座れます。

【公式】匠ソファ|国産ソファブランド|ソファ専門店【匠ソファ】 (takumi-sofa.com)より引用

テレビとの間隔(視聴距離)とソファを置くスペースがわかると必要なリビングスペースが明確になります。


居心地の良いリビングにするためのポイント

・テレビとソファの間を通る動線にならないようにする

・リビングに置きたい大きなものは事前にどれくらいのスペースが必要か考え、間取りに入れ込む

・キッチンやダイニングとのコミュニケーションを大切にしたい場合は、部屋の続きのリビングに

 使用する領域を分けたい場合はL字型のLDKにしたり、間仕切りを付けたりすると空間の使い分けができる

どのようなリビングにしたいか設計の段階で話し合っておくと良いですね。


まとめ

テレビとソファからリビングに必要な大きさがわかりました。

事前にどの大きさのものを置きたいのか考えると間取りが決めやすいですね。

リビングは家族との共有スペース。家族と話し合いながら素敵なリビングができると良いですね。