2023.08.21
機能性の高い家づくりをしたい!新築で水回りを意識するポイントをご紹介します!
人生における大きな買い物である新築住宅。
そんな新築で快適な暮らしをするためにはどのようなポイントが重要なのか知っておきたいですよね。
快適な暮らしのための家づくりは、水回りの動線を意識することが大切です。
そこで今回は、家づくりにおける水回りで意識するポイントと注意点、おすすめの間取りについてご紹介します。
□新築で意識するべき水まわりとは?
水回りは身支度や暮らしの中でよく使用します。
快適な暮らしを実現するためには水回りの機能性を意識することが大切です。
・水回りを最優先に考えた間取りを設計する
新築は寝室やリビングにこだわった間取りにしたいという方は多いのではないでしょうか。
ただし、寝室やリビングの広さを優先してしまい、水回りのスペースが狭くなってしまうというケースが発生します。
これでは機能性の高い家づくりはできません。
そのため、水回りを優先することを意識するようにしましょう。
・水回りを集めて家事動線を短くする
家事動線とは家の中で家事をする時に移動するラインのことです。
このラインが短い場合は、家事をする上で移動距離が短くなり負担を減らせます。
そこで、洗濯や掃除、料理などでの水回りをできるだけ一箇所に集めることで家事動線を短くするよう意識しましょう。
・収納スペースを水回りに設置する
洗濯する場合は、洗う、干す、収納するという流れがあります。
これらの作業の距離が長い場合は負担が増えてしまうため、水回りに収納スペースを設けることで動線を短くするようにしましょう。
□家づくりで水回りを考える時の注意点とは?
家づくりでは機能性を高めても、間取りに注意しなければ生活に支障が起きてしまう恐れがあります。
そこで、家づくりで水回りを考える時の注意点についてご紹介します。
1.寝室の近くには水回りを設置しない
水回りは排水音が発生しやすいので、寝室の近くに水回りを設置しないようにしましょう。
寝室からトイレが近い場合は夜中にトイレに行きたい時には便利ですが、音が聞こえるのは避けたいですよね。
そのため、寝室の近くに水回りを設置しないことがおすすめです。
2.リビングや玄関にトイレを設置しない
トイレは音が発生しやすいため、リビングや玄関から離れた位置に設置することがおすすめです。
理由としてはリビングでトイレの音が気になったり、玄関でトイレの出入りを見られて気まずくなったりすることを避けるためです。
3.ヒートショックを対策する
ヒートショックとは温度差によって血圧の急激な変化で心臓や血管に悪影響を及ぼす疾患です。
暖房のない水回りは家の中でも温度差が生じます。
これによって最悪の場合、死に至ることがあるので注意しましょう。
そのため、暖房やエアコンを設置するなど温度差を減らすような工夫が必要です。
□水回りの家事動線を意識した間取りとは?
水回りの家事動線を意識した間取りはこれまで紹介したものを参考にした上で、実際に水回りの家事動線を考えた間取りの施工事例をご紹介します。
・水回りを回遊できる間取り
水回りを回遊できる間取りは、家事動線を短くできるので移動距離を減らせることが特徴的です。
例えば、洗濯室や干し場、収納、キッチン、トイレが回遊できるように設計された間取りはそれぞれの作業をスムーズに行えます。
このように水回りを回遊できる間取りは距離が近く、同時進行で効率よく家事を進められます。
そのため、水回りを回遊できる間取りは家事における負担を減らせるのでおすすめです。
・脱衣所を広く設計した間取り
脱衣所を広く設計した間取りは、洗濯の負担を減らしたい方におすすめです。
洗濯は洗ったり、干したり、収納したりとたくさんの作業があります。
これらの作業ごとに移動距離が長い場合は、どうしても時間がかかってしまい、負担に感じるかもしれません。
そこで、脱衣所を広く設計することで、これらの作業が一室で行えるとどうでしょうか。
移動距離が短くなることで、洗濯の負担をかなり減らせられます。
・帰宅してからすぐにお風呂場に直行できる間取り
帰宅してからすぐにお風呂場に直行できる間取りは、家族用の玄関から洗面コーナー、トイレ、洗濯脱衣室、お風呂までが一直線になるように設計されています。
例えば、お子さんが帰宅した際には、ウォークインクローゼットでコートを脱ぎ、洗面コーナーで手を洗います。
そして、リビングを通らずに洗濯脱衣室で汚れた服を脱いで、そのままお風呂に直行できます。
このように子供たちが汚れて帰ってきても、すぐに快適なお風呂でリフレッシュでき、笑顔で迎えられます。
さらに、洗濯脱衣室の広さが十分に確保されているため、服を脱いだ後に洗濯し、干した後にクローゼットに収納できます。
そのため、洗濯に関する一連の動作を一つの部屋ですべて完結できるので、子育て世代にぴったりの使い勝手の良い間取りです。
□まとめ
家づくりでは水回りにおける家事動線を意識することが非常に重要です。
注意点としては、水回りを設置する場所やヒートショックに気をつけましょう。
当社はいつまでも永く暮らせる家を実現するため、平屋・町家の専門店として家づくりを続けてきました。
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