2023.03.23
【安心して暮らせる住まいづくり】耐震性の高い住まいを考える
多くの人は家を建てる(買う)のは人生で1回。
そして永く暮らす場所(拠点)になると思います。
いつどこで発生してもおかしくない地震。そんな地震の備えとしても必要な耐震性について注目したいと思います。
耐震性とは
建物が地震などの揺れによって損壊しない性質のこと
耐震性の高い建物であれば、地震による損傷が抑えることができ安全性が高まります。
家はバランスが大事。耐震性をあげるポイント
・安定した形の家にする(構造)
柱や梁をバランスよく配置。
筋交いを入れた耐力壁をつくる または 面材を使用して壁全体を強くすることで地震や風圧に耐えれる構造をつくる
・柱や梁の樹種
自然のままの無垢材と人工的に加工された集成材があります。
樹種や加工方法を確認したうえで柱や梁に適した材料を使うと良いでしょう。
在来工法よりも強度の高い金物工法
従来の木造軸組工法では木の先端を加工することによって柱・梁の接合を行っていました。
接合部分はくり抜いたり、先端が細くして組み合わせるため木材の欠損部分が大きくなり構造によっては強度が弱くなります。
金物工法は適切に金物を使い、断面欠損が小さいため、接合部の強度を高めることができます。
耐震性能を表す耐震等級
耐震等級とは国が定める住宅性能表示制度により建築物がどの程度地震に耐えれるかを示す等級。
1995年の阪神淡路大震災(震度7)の教訓を踏まえ、耐震基準「2000年基準」を施工
耐震等級1・・・数百年に1度程度で極めてまれに発生する地震に対して倒壊や崩壊しない程度
建築基準法(2000年基準)の耐震基準相当
耐震等級2・・・等級1で耐えれる地震力の1.25倍の力に対して倒壊や崩壊しない程度
長期優良住宅認定基準
病院や学校の耐震性に匹敵する
耐震等級3・・・等級1で耐えれる地震力の1.5倍の力に対して倒壊や崩壊しない程度
最高レベル
消防や警察など防災拠点となる建物の耐震性に匹敵する
耐震等級からみる熊本地震の損傷比率
2016年4月に発生した熊本地震では震度7を2度発生。
2000年基準適用後に建てられた住居の被害が少なく、
なかでも耐震等級3のものはほとんどが無被害あるいは軽微・小破の被害でした。
無被害・軽微な被害だけならその後も安心して住み続けることができますね。
(出典:一般社団法人くまもと型住宅生産者連合会)
地震対策にも、安心な耐震等級3のメリット
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※詳しくは契約前にご確認ください
まとめ
家づくりのひとつのキーワードに耐震性をいれてみてはいかがでしょうか。
篠田建設では安心して永く暮らせる家を目指しており、耐震最高レベルの耐震等級3の設計を標準としております。
ぜひお気軽にお問合せ下さい。