2023.03.31
家づくりにおいてこだわりたいキッチン!理想のキッチンを作るポイントをご紹介!
家づくりをお考えの方で、使い勝手の良いおしゃれなキッチンにしたいとお考えの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、理想のキッチンに仕上げるコツや、知っておきたいキッチンの形状をご紹介します。
キッチンは形状によって特徴も異なりますので、ご自身の理想を叶えるキッチンはどれなのか、考えながら読んでみてください。
□まずはキッチンの形状を知ろう!
キッチンの主な形状は、I型、L字型、II字型、U字型の4つに分けられます。
キッチンの間取りはキッチンの形状に合わせて決められることがほとんどですので、それぞれのキッチンの特徴を把握し、慎重に選びましょう。
*I型
こちらは、シンクとコンロ、調理台が横1列になっているキッチンです。
対面キッチンとしても、壁付けキッチンとしても利用できます。
調理中の動きが左右の動きだけで済み、洗い物をしている際もコンロの様子を確認しやすいというメリットがあります。
*L字型
こちらはシンクとコンロが直角に折れて、2面につくタイプのキッチンです。
シンクとコンロの間の調理スペースが広いため、複数人での作業がしやすいというメリットがあります。
2面のうちの1つをダイニング側に向けると、対面キッチンとしても使用可能です。
*II字型
こちらは、「シンクと作業台」と「コンロと調理台」を並列させたタイプのキッチンです。
調理や後片付け作業の位置付けによって、シンクとコンロの位置を工夫できます。
セパレートキッチンとの呼び名もついており、そちらの方が馴染みある方も多いかもしれませんね。
*U字型
こちらは、シンクと作業台、コンロがコの字に配置されているキッチンです。
具体的なイメージとしては、キッチンの外周を調理台が囲むような形になります。
シンクとコンロを3辺のどこにつけるかによって、様々な工夫ができる自由度の高さが魅力です。
□理想のキッチンを作るには?
人間は毎日暮らす中で、自分の暮らす環境に慣れるものです。
しかし、どうしても慣れない、我慢できない環境もあります。
ご自身が今お考えのキッチンがそのような環境にならないように、ここで理想のキッチンを作るポイントを把握しておきましょう。
1:コンセントは多く設置しておく
最近は、生活を豊かにしてくれる家電が多く登場しています。
調理の際に役立つ家電も多いですよね。
家電を使う際はコンセントが必要になりますが、その際にコンセントが足りないとなるとストレスを感じてしまいますよね。
生活をする中で新たに家電を買い足すこともあると思います。
その際に困ることのないよう、コンセント数は多めに設置しておくことがポイントです。
2:ゴミ箱置き場は使いやすい位置に設置する
生ごみや食品のパッケージなど、キッチンから出るゴミは意外と多いですよね。
ゴミを捨てるシーンは多いのに、ゴミ箱が不便な位置にあると調理にも不便が生じてしまう可能性も。
ゴミ箱スペースの確保は忘れやすいですが、毎日使うキッチンでストレスを感じないためにも、あらかじめゴミ箱のスペースは確保しておきましょう。
3:家事動線を考慮してパントリーを作る
お米やシリアル、ミネラルウォーターなど比較的重量が大きいものを保管しておくスペースとして、パントリーが有効です。
ただ、パントリーを家の奥に設置してしまうと家事動線が長くなり、荷物の出し入れがしづらくなってしまうこともあります。
スペースに余裕があれば、パントリーは玄関や勝手口の近くに作り、出入り口から直接アクセスできるようにすると便利です。
□あなたの家づくりにも取り入れられるかも?おしゃれなキッチンの事例をご紹介!
ここでは、おしゃれなキッチンの事例を3つご紹介します。
キッチンのデザインを考える際の参考にしてみてくださいね。
1:庭を臨む開放的な欧風キッチン
こちらは白で統一したヨーロッパ風のキッチンをメインに、清潔感のある城の人工大理石のワークトップがポイントの事例です。
広い庭が臨める位置にキッチンを配置したので、お子様の様子を伺いながら調理できますね。
2:配膳楽々なアイランドキッチン
ナチュラルで明るい雰囲気に仕上げたキッチン。
キッチンからダイニングまで一直線のスタイルになっているので、配膳が楽にできるところが嬉しいポイントです。
3:キッチンが主役のスタイリッシュなダイニングキッチン
こちらはシックでモダンなキッチンに仕上げた事例です。
キッチンをおしゃれなステンレス製にし、ダークトーンのアクセントクロスを採用しているので、スタイリッシュな印象に仕上がっています。
□まとめ
家づくりにおいて、キッチンは使う頻度の高い重要な部分です。
キッチンを使う際にストレスを感じることのないように、デザイン性だけでなくパントリーの位置やコンセントの数など、機能面も重視して設計を進めましょう。
1日の家事の中で使う時間が多いキッチンだからこそ、妥協せず丁寧にキッチン選びを進められると良いですね。