2023.03.24
注文住宅において内装はどう決めたら良い?内装を決めるポイントをご紹介!
注文住宅を作る中で、内装のデザインは悩みやすいポイントの1つですよね。
注文住宅は1から自分たちの手で住宅を作成できるので、細かい部分にまでこだわりたいという方も多くいらっしゃると思います。
ただ、あまりにも希望を詰め込み過ぎてしまうと、かえってまとまりのないデザインになってしまうことも。
そこで今回は、内装のデザインを決める方法から内装デザインで失敗しないコツまでお伝えします。
□注文住宅における内装の決め方とは?
快適な住まいにするためには、内装の印象も非常に大切です。
ここでは、家の内装の決め方を3ステップにわけてご紹介します。
1:部屋のテイストを決める
まずは、大まかで良いので部屋のテイストを決めましょう。
部屋のテイストの例としては、ナチュラルモダン、北欧風、アジアンスタイルなどが挙げられます。
部屋のテイストは各部屋によって変えても良いでしょう。
ただ、リビングは家族が集まる空間のため1人の意見で決めるのではなく、家族全員の意見を取り入れると良いですね。
目指すべきテイストを決めると、壁紙や照明も選びやすくなります。
2:配色を考える
テイストが決まったら、次は配色を決めましょう。
同じ部屋に何色もの色を使ってしまうと、部屋がごちゃごちゃした印象になってしまいます。
そうならないために3色でまとめると、統一感のある内装にできます。
3:照明やライトを考える
照明やライトは、部屋をおしゃれな雰囲気にするために重要な役割を果たします。
一般的にはシーリングライトがよく取り入れられていますが、雰囲気作りにこだわりたい方は、照明選びで一手間かけたいところです。
照明の種類は天井に埋め込むタイプのダウンライト、間接照明、ブランケットライトなどさまざまです。
光の当たり方を事前に確認し、照明選びを丁寧に行うことで、自分好みの雰囲気を作れるでしょう。
□内装デザインの失敗を避けるために注意するポイントとは?
家の内装をおしゃれにしたいという気持ちはあるものの、内装においては決める部分が多いので悩んでしまうことも。
ここでは、内装のデザインで失敗しないために気をつけたい5つのことをご紹介します。
1:サンプルを見て素材感や色味をチェックする
内装材を決める際は、必ずサンプルを確認しましょう。
カタログの写真のみの場合、実際に見てみるとイメージと違ったなんてことも。
床材は肌に触れる機会も多いため質感の確認を怠ってしまうと、住み始めて後悔してしまうこともあります。
2:照明の色や日当たりを考慮して内装のカラーを決める
カラーサンプルを見る際に気をつけたい点は、照明の色や日当たりを考慮することです。
同じカラーのものでも、オレンジの照明の下で見るのと、白い照明の下で見るのとでは印象が大きく異なります。
また、日の当たり方によってもカラーの見え方は異なりますので、照明や日差しを考慮しながら、理想に近い色を選べると良いですね。
3:壁や天井をシンプルにするとまとまりやすい
注文住宅はほとんどの部分に自分の希望を取り入れられるため、ついつい多くの色や素材を取り入れがちです。
ただ、そうすると全体のまとまりがなくなり、落ち着きのない印象になってしまう可能性もあります。
広い面積を占める床や天井はあえてシンプルにすることで、まとまりのある空間になりますので、シンプルにするメリットをここで把握しておきましょう。
4:濃いアクセントカラーは遠い位置に配置する
アクセントカラーとして、濃い色を選ぶこともありますよね。
その場合は、できる限り遠い位置にアクセントカラーを配置しましょう。
近い距離でアクセントカラーを配置してしまうと、圧迫感が出て空間が狭いと感じる原因になります。
5:目立つ箇所は本物の素材にこだわる
家の中でもよく目につきやすい場所は、細かな素材感にまで目が届きやすいので本物の素材にこだわることをおすすめします。
遠目で見ると違和感のない木目調のクロスでも、近くで見ると安っぽく感じてしまう可能性も否めません。
できる限り目につきやすい場所は、本物の素材にこだわりましょう。
□注文住宅における内装デザインをご紹介!
ご自宅の内装デザインがまだ定まっていない方は、以下の事例を参考にしてみてはいかがでしょうか。
*ナチュラルテイストなデザイン
こちらはシンプルで木の温かみを感じるようなインテリアを置くことで、ナチュラルテイストを実現した事例です。
素材はできる限り天然のものを使用し、素材の良さを活かすデザインにすると良いですね。
*フレンチシックなデザイン
こちらは、フランス郊外にあるような洗練されつつも、ナチュラル感のあるデザインです。
クラシック家具や自然素材のファブリックなどが、よく合います。
内装のカラーは、ホワイト系やナチュラル系などのくすんだカラーを選ぶと良いでしょう。
*モダンなデザイン
モダンな内装を目指す方は、直線を意識したシンプルで機能的なデザインを心がけると良いです。
「モダン風」は、都会的や現代的なインテリアともよくマッチしますし、無機質で高級感漂う内装にできます。
*和風なデザイン
古くから日本でも愛されてきた和風なデザイン。
畳や木材などの自然素材を多く取り入れることで、日本の伝統美や趣を感じられるデザインです。
□まとめ
注文住宅を作る過程で、内装は決めることも多くワクワクする過程ですが、一方で住み始めてから後悔しやすい難易度の高い過程とも言われています。
内装のデザインを決める際は、まずテイストを決めてからそのテイストに合うように、細部を決めていくことが内装デザインで成功する鍵です。
ご家族とも相談しながら、照明や床の素材など細部にまでこだわり、お気に入りの内装デザインを目指しましょう。