2023.02.22
収納を有効に活用するために考える収納計画
間取りを考える上でててくる収納。
収納が足りなくて物が溢れてしまったり、
スペースがあっても、出し入れがしにくければ使いにくく有効に活用できません。
今回は『収納』に注目してみたいと思います。
収納計画を立てる
収納量を確認する。
収納したいものはどんなものか。どれくらいあれば収納できるか。また、使用頻度や使用場所を確認して振り分ける。
物の見直しも重要ですね。
【使いやすい収納とは】
適材適所。使用頻度の高いものは近くに収納をつくり使い終わったらきちんとしまえる環境をつくる。
ある程度の収納物を決めた上で棚の奥行きを調整します。しまったものが見渡せ、何があるかすぐにわかる。奥行きがありすぎると奥にしまったものが把握しにくく出し入れがしにくいです。
【適切な収納位置と高さ】
高さ60㎝から180㎝が楽な姿勢で収納することが出来る高さ。
使用頻度の多いものはこの高さに収納することで使いやすくなります。
物のサイズにより奥行きが深すぎると物が出しにくくなります。
収納に合わせた奥行きを。
本・小物:30㎝ 食器:45㎝ 衣類・家電:60㎝ 布団:90㎝
ウォークインクローゼットからウォークスルークローゼットの考え方
ウォークインクローゼットから進化させたウォークスルークローゼット(通り抜ける)が注目されています。
玄関ホールと洗面の間にウォークスルークローゼットを設ければ、帰宅時の着替えをして手洗い・うがいをして部屋に入る動線ができます。片付けしながら部屋に入っていくので散らかることが防げます◎
部屋と部屋の間にウォークスルークローゼットを設ければ両側から使える便利さがあります。
ここに便利。収納場所
土間収納・・・玄関から土間続きになっている収納
部屋に持ち込みたくない、ベビーカーやアウトドア・部活用品の収納。
靴や傘を収納するのはもちろん、ハンガーパイプをつければコートなども収納可能。
花粉やウイルスを持ち込むリスクを減らせれます。
パントリー・・・キッチンの近くにつくる収納
食糧費や日用品のストックに便利。
つい買いすぎてしまってもこのスぺースがあれば安心です。
洗面所収納・・・洗面につくる収納
意外と物が多い場所。
洗面所内にタオルや肌着など収納できれば、入浴後に「もっていくの忘れた!」なんてことがなくなります。
他にも洗剤などの洗濯用品も洗面所にあると便利ですね。
リビング収納・・・リビングにつくる収納
長い時間過ごすリビング。物が集まってくるスペースになります。
こまめに収納できれば部屋もすっきりですね。
よくある失敗例から学ぶポイント
可動棚を設置する:高さを調整することができるのでピッタリフィット!無駄なスペースが減ります。
コンセントの設置する:家電を収納しながら充電できます。家電を収納する場所に設置をお勧めします。
ある程度広い収納には照明を設置する:暗いとどこにあるかわからず、使い勝手が悪くなります。
収納扉が邪魔でつかいにくい:収納場所に応じて、オープン収納(建具無し)と使い分けることが大切です。
まとめ
家づくりで後悔しないためにも事前に収納計画を立てることが大切。
収納するものにあわせた収納場所を。
物にあふれる時代だからこそ、定期的に物の整理をすることも必要になりますね。