2023.02.09
【家族構成への変化に対応できる家づくり】設計段階から考える永く快適に暮らせる家。
家は永く暮らす場所。
永くそして、快適に暮らすには家族の変化に対応できる家にすることが大事になります。
今回は変化に対応できる家とはどんな家なのか注目したいと思います。
家族構成の変化とは?
家は家族で暮らす場所。しかし、時間が経つと家族構成が変化してきます。
まだ子供が小さい若夫婦であれば、近い将来子供がまた増えているかもしれません。子供が小学生や中学生になれば子供部屋が必要になり、大学生や社会人になり子供は家を出て県外に行ってしまうかもしれません。
また、子供がもどり(または両親と)二世帯で生活するかもしれません。
正確な将来像はわかりませんが、ある程度予測しながら新居の設計(間取り)を考える必要があります。
間取りをきめる上で大事なこと
まず誰のために建てる家なのか。
夫婦二人の家なのか子供を含めた家族の家なのか当初の目的と将来を見据えた計画が必要です。
すぐに必要となる部屋数や間取りが決まってきますね◎
家族の変化に合わせ設計段階でリフォームのしやすい家づくり
設計段階でリフォームしやすい家にすることで、リフォーム費用・期間も抑えられることができます。
家族の構成の変化があったとき対応しやすいです。
家の大事な構造体 柱に気を付ける
柱:家を支える重要な構造。垂直方向に立つ部材のこと
柱の位置:バランスよく配置することで重さが均等に加わり歪みにくい家になります
また、整理されたバランスの良い骨組みにしておけば、間取りの自由度が高くなります →リフォームの幅が広がります
柱につかわれる木材をそろえる:不揃いな柱は強度に違いがでてきて耐震性が低くなります。
耐朽性(木の腐りにくい)や圧縮や曲がりへの強さなど考慮し柱に適した木材を選ぶ → 家は長持ちします
設計段階で撤去出来る壁(間仕切り)を検討する
撤去できる壁(間仕切り壁)とは:構造上壁を壊せる壁、耐力壁ではない
間仕切り壁であれは、家族の変化に合わせてリフォームができます。
(部屋を区切ったり、間仕切りをとり広い空間に変えたり)
耐力壁:建物を支える役割を持つ壁
将来子供(個人)部屋に使用予定の部屋を区切らず、広い部屋に。
子供(個人)部屋が必要になったら間仕切り壁をつくり2部屋に分けれます。
2部屋に分けることを見据えて、扉やクローゼットは2つ窓やコンセントの位置を考えた上で設計してあります。
他にも・・・建具をつかった間仕切り
子供(個人)部屋
2つに部屋をわける前提に設計、引込戸を使って2つの部屋に区切ります。
建具で区切ってあるだけなので、用途に応じて広い空間・個人の部屋と使い分けれます。
リビング隣の和室
和室はいろいろな使い方ができますが、
普段は障子(建具)をあけて、広いリビングとして、
障子(建具)を閉めて来客スペースに。または将来寝室を和室に移してワンフロアで生活することもできます。
まとめ
家は永く暮らす場所。永く暮らす場所だからこそ快適にしたいものです。
設計段階から考えられる家族の変化を見据えた設計(間取り)が大切になってきます。
その設計は家族の変化がおきたとき気軽にリフォームに踏み切れるのがメリットです。
近い将来の変化であれば建具をつかいフレキシブルな(柔軟に対応できる)部屋にすることも良いですね。
篠田建設では『永く暮らす家』をコンセプトにお客様にあった変化に対応できる家を提案しています。
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