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2022.12.24

家づくりの際の照明選びはどうすれば良い?照明の種類もご紹介します!

住宅は、照明によって内装の雰囲気が大きく変わります。
室内をおしゃれで快適な空間にする第一歩は照明と言っても過言ではないほど、重要なアイテムです。
今回は、そんな照明の種類や選び方のコツをご紹介します。
ぜひ理想の家づくりの参考にしてみてください。

□照明の種類にはどんなものがある?

照明にはさまざまな種類があり、種類ごとに異なる特徴があります。
まずは、主な照明の種類を見てみましょう。
ここでは、6つの種類をご紹介します。

1つ目は、シーリングライトです。
「シーリング」は天井を意味する言葉で、その名の通り天井に直接設置するタイプの照明です。
天井から部屋全体を照らし、均等に明るく照らします。
多くの住宅で使われており、最もオーソドックスな照明と言っても過言ではないでしょう。
空気を循環させるファンと一体化したタイプや、スピーカーやプロジェクターを内蔵したタイプなど、照明とは別の機能を併せ持っているものも存在します。

2つ目は、ダウンライトです。
ダウンライトは、天井に埋め込まれたタイプの照明です。
シーリングライトのように照明が天井から出っ張らないため、天井をフラットにできます。

空間がすっきりとした印象になり、おしゃれな室内に仕上がります。
単体だと明るさが足りないこともありますが、複数を設置することでメイン照明としても使えるでしょう。

3つ目は、間接照明です。
天井や壁に光を当てて反射させ、間接的に室内を照らす照明です。
間接照明の形はさまざまですが、どれも雰囲気のあるおしゃれな室内に仕上がります。

4つ目は、ペンダントライトです。
天井から吊り下げるタイプのもので、ダイニングでよく使われています。
ダイニングテーブルの上で照明のアクセントとして使うことで、ポップでおしゃれな食卓を演出できます。

5つ目は、スポットライトです。
特定の場所を集中的に照らすタイプの照明です。
部屋全体を照らすというよりも、壁に掛けられた絵画を照らしたり、オブジェを照らしたりといった使われ方が一般的です。

6つ目は、ブラケットライトです。
壁面に設置する照明で、玄関灯として使うのに適しています。
室内で使う場合は、間接照明のようなおしゃれさを演出できます。

□家づくりの際の照明の種類の選び方とは?

ここまでで、照明の種類をいくつかご紹介しました。
このように、照明にはたくさんの種類があるため、どれを選べば良いか迷いがちです。
照明を選ぶときには、どのようなポイントを意識すれば良いのでしょうか。

*必要な明るさ

まず、照明を設置する目的、すなわち必要な明るさを考えましょう。
部屋の用途によって、必要な明るさは変わります。
キッチンやリビングであれば、部屋全体を明るく照らす大きめの照明器具が必要になるでしょう。

一方で、横になってくつろぐ場所であれば、それほど大きな照明は必要ないかもしれません。
どのような使い方をするのかを考えて、適切な量の光を出せる照明を選びましょう。

*直接照明か間接照明か

室内を全体的に照らす実用的な直接照明か、部分的に照らして雰囲気を出すための間接照明か、どちらを選ぶべきかは目的によって異なります。
生活に必要な作業を行う部屋では直接照明を取り入れ、雰囲気を出したい部屋では間接照明を取り入れると良いでしょう。

*光の色

光には色があります。
同じ照明器具でも、発せられる光の色によって、室内の雰囲気は大きく変わります。
市販の電球では、電球色、温白色、昼白色と区別されて販売されています。
電球色は黄色がかった温かみのある色合い、中白色は無機質な白っぽい色合い、温白色はその中間の色合いです。
どんな雰囲気の室内にしたいかをイメージして、そのイメージに合った色の照明を選びましょう。

□照明選びの際の注意点とは?

照明を選ぶ際には、照度(明るさ)をよく確認しましょう。
リビングやキッチンは、手元まで照らせる明るい照明器具でないと不便に感じます。
一方で寝室は、明るすぎると寝る前に強い光を浴びてしまうことになり、睡眠の質の低下を招く可能性があります。
このように、生活スペースによって必要な明るさは違うため、その場所に合ったものを選ぶことが大切です。

そのことを踏まえた上で、照明器具を選ぶ際には「光束(lm/ルーメン)値」を確認するようにしましょう。
ルーメンとは、すべての方向に放射される光の明るさの量を示す単位です。
このルーメンの数値が大きいほど、発する光が強いということになります。

照明の明るさを表す数値と言うと、「W(ワット)」を思い浮かべる方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、ワットは照明器具が使用する電力量を表す数値であり、光の明るさと直接結びつくものではありません。

ワットとルーメンの違いを理解した上で、照明器具を選ぶ際には光の量を確認して適切なものを選ぶようにしましょう。

□まとめ

今回は、照明の種類や家づくりの照明の選び方、選ぶ際の注意点について解説しました。
どの照明を選ぶかによって家の利便性や雰囲気が大きく変わるため、ぜひ多くのものから比べつつ、考えてみてください。
当社では、照明にもこだわった住まいを提供しております。
おしゃれな新築をお考えの方は、ぜひご相談ください。