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2022.11.22

日本を代表する建築家【伊東豊雄】

日本人で影響力のある建築家、伊東豊雄氏。

全国各地で建築作品があり、

私たちに身近なぎふメディアコスモスの設計の担当しました。

今回は伊東豊雄氏をご紹介します。

□伊東豊雄とは

伊東豊雄(いとう とよお)

1941年 京城市(現:ソウル市)生まれ

1965年 東京大学工学部建築科 

1965年 菊竹清建築設計事務所 勤務

1971年 株式会社アーバンロボット(URBOT) 設立

1979年 事務所名を株式会社伊東豊雄設計事務所へ改称

1986年 日本建築学会賞作品賞 受賞

2013年 建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞 受賞


伊東豊雄建築の特徴

内部空間に柱がほとんどなく、空間の利用方法を既定しない。

曲線を大胆に取り入れた周囲環境に溶け込む有機的な造形が特徴です。


国内にある代表的な建築作品をご紹介します。

ぎふメディアコスモス 2015年 岐阜県岐阜市

複合文化施設(市立中央図書館・市民活動交流センター・多様な使い方ができるみんなのホール・みんなのギャラリー)

伊東豊雄建築設計事務所 (toyo-ito.co.jp)より引用

木製格子屋根 仕上げ材だけでなく、構造材として働いています。

ヒノキ材を手作業により積み重ねられていて、最も分厚いところは3方向に7枚ずつ、合計21枚積み重なっています。


瞑想の森 各務原市営斎場 2006年 岐阜県各務原市

「静けさと自然に帰る」をコンセプトに、公園墓地と一体となっています。

王立英国建築協会のロイヤルゴーストメダルを受賞。

伊東豊雄建築設計事務所 (toyo-ito.co.jp)より引用

凸凹を繰り返す有機的な屋根が特徴でガラス張りが美しい外観。

斎場では思い空気になってしまう場所だからこそ、

間接照明や特徴的な柱、優しく包み込むような柔らかな空間を作りだしています。


せんだいメディアテーク 2000年 宮城県仙台市

複合文化施設(仙台市民図書館・ギャラリー・イベントスペース・ミニシアターなど)

美しいガラス張りの近代的な建築、グッドデザイン賞やBCS賞、日本建築学会賞など受賞。

伊東豊雄建築設計事務所 (toyo-ito.co.jp)より引用

建物全体は13本の鉄骨独立シャフト(チューブ:主に鋼管トラス構造)と7枚の鉄骨フラットスラブ(はにかむスラブ:鋼板サンドイッチ構造)で構成し、各階異なる平面計画を採用。

下部構造(地下1階)に地震エネルギー九州機構を整備しています。



多摩美術大学図書館 2007年 東京都八王子市

多摩美術大学八王子キャンパス内の図書館。

伊東豊雄建築設計事務所 (toyo-ito.co.jp)より引用

ハイヒールのように細く絞り込まれた柱脚と連続する三次曲線アーチ、またそのアーチと同面の曲面ガラスによる特徴ある空間です。


□まとめ

『曲線』が特徴的な伊東氏の建物。

岐阜市のぎふメディアコスモス、各務原市の瞑想の森各務原市営斎場と身近で見学可能ですので訪れてみるのも良いですね。