2022.12.01
平屋にランドリールームを設置するメリットについてご紹介!
新築といえば2階建てというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、最近は平屋の人気が高まってきています。
2階部分が無いので、その分家事や日々の生活がしやすいことが人気の理由として挙げられます。
そんな平屋の家事効率を上げるためにおすすめなのがランドリールームです。
今回は、このランドリールームについてご紹介します。
□平屋にランドリールームを設置するメリット
ワンフロアのみだからといって、平屋の家事効率が必ず良いというわけではありません。
ランドリールームを設置することで得られるメリットを見ていきましょう。
1. 24時間洗濯と部屋干しが可能
そもそもランドリールームとは、洗濯のプロセスすべてを行えるスペースです。
洗濯、干す、アイロンがけ、収納までを行えるため、従来のように各プロセスごとに移動する必要が無く、洗濯に関してはかなりの効率化になります。
また現代に進むにつれて、共働きやフレックスタイムなど、ワークスタイルも変容しつつあります。
この状況で、天候や他の要因に影響されることなく都合の良い時に洗濯できるのは非常に大きなメリットだと言えます。
2. 大幅な時短によって他の家事に時間が割ける
上記のメリットの影響で、洗濯という大幅なプロセスを省けます。
そのため、今まで洗濯にかけていた分の時間的余裕が生まれ、他の家事に時間を割けます。
料理や掃除などの家事に今まで以上に時間をかけられます。
□ランドリールームを設置する際の間取りのコツとは?
ただ単にランドリールームを設置しても、配置場所が悪ければ意味を成しません。
ここで重要になるのが「間取り」です。
ランドリールームを有効的に使えるような間取りの決め方を見ていきましょう。
*キッチン・洗面所・浴室の近くに配置する
これらの共通点は、日常的に家事を行う場所であるということ。
その距離を近づけることで普段の移動距離も縮まるため、家事動線に考慮した平屋にすることが可能です。
*洗面所と脱衣所+浴室を分ける
これは家族の生活の中で混雑してしまう時間帯に配慮する間取りです。
例えば家族の誰かがお風呂に入っている時に洗面所を使いづらかったり、家族同士でお互いの行き来が邪魔になったりしてしまうようなケースが考えられます。
このようなケースに配慮する間取りなので、家事面では少し不便があるかもしれません。
*脱衣所+ランドリールームの間取り
子どもがたくさん居たり、親世代の方たちと同居していたりする場合は脱衣所を広めにすることをおすすめします。
なぜかというと、大人数で一気にお風呂に入る場合はある程度のスペースが必要ですし、脱いだ衣類を置くスペースも必要です。
また高齢の方が居る場合、狭いよりも広い方が安心して脱衣所を使用できますね。
ここにランドリールームを併せると、多少洗濯物が多くなってもすぐに洗濯が可能ですし、その広いスペースを有効活用して室内干しやアイロンがけを行えます。
*デッキや庭・サンルームに近い場所に設置する
もちろん、天候が悪いときや忙しいなどの要因で室内干しが多くなってしまうことが多い場合もあると思います。
しかし、晴れていて外干しができそうな時は外干しするのが一般的だと思います。
日光を浴びて干した洗濯物は気持ちが良いですよね。
そこでデッキや庭、サンルームに近い場所にランドリーㇽを設置しておくことで、外干しへのプロセスが容易になります。
□ランドリールームに適した方角とは?
ランドリールームに室内干しするにあたり、重要なことは何でしょうか。
答えは「風通し」と「湿度」です。
一般的に、ランドリールームは北側に配置することが多く、日当たりの面で心配になるかもしれませんが、日当たりはあまり関係ありません。
ランドリールームの周囲に洗面所や浴室、脱衣所があることと、室内干しであることが原因で湿度がかなり高まってしまうことが予想されます。
さらに風通しが悪いと、湿気がたまったままになるので中々洗濯物が乾かなくなってしまいますよね。
これを避けるため、まずは風通しのよさを優先しましょう。
風通しを良くするために、例えば以下の例が挙げられます。
・窓を2方向に設置してドアも開けておく:窓が2方向にあることで風の通り道ができる。
・除湿器・換気扇を設置する:窓の設置が難しい場合はこの2つも非常に効果的です。
・昇降式の室内干しポールを用いて干す際にできるだけ高い位置に持っていく:湿気は下にたまりやすいのでポールを上に持っていくことで湿気を避けられる。
上記の例を参考にして、風通しの悪さに悩まれている方はぜひ参考にしてみてください。
□まとめ
平屋はワンフロア集結型の間取りなので、そこにランドリールームを付け加えることで「洗濯」というプロセスを大幅に時短できます。
さらにランドリールームの設置場所を工夫することで、他の家事や生活を効率化することが可能になります。
ただ、風通しを良くする工夫が必要なので注意しましょう。