2022.05.23
部屋のイメージをつくる =色彩計画=
インテリアというと家具やカーテン・装飾品などを思い浮かびますが、
大事にしたいのが色彩計画です。
今回は色彩計画に注目したいと思います。
□色彩計画とは?まずはイメージを決めます。
ナチュラル・モダン・カジュアル・エレガントなど好きなスタイルを軸に考えていきます。
木材やグリーンなど自然の温もりが感じられるナチュラルスタイル
ブラックやホワイトなどモノトーンで作るシックな雰囲気なモダンスタイル
明るく自由な印象のカジュアルスタイル
□基本的な色の合わせ方。配分を考えながら決めるとまとまります。
・ベースカラー・・・部屋の70%、床・壁・天井など中心となる色。
明るめの色(白・ベージュ等)にすると部屋を広くみせる効果◎
・コントロールカラー・・・部屋の25%、カーテン・収納家具・建具などイメージを決める色。
好きな色、アクセントカラーより目立たない馴染みやすい色◎
・アクセントカラー・・・部屋の5%、インテリア小物・照明器具・家電製品などメリハリをつける色。
目を引く強い色。また、花や写真・小物などで季節感を出しても良い◎
□色の持つイメージとインテリアで使える心理作用をご紹介します。
・白・・・どんな色とも相性が良く、空間を広くみせる効果◎
・黒、グレー・・・落ち着いた印象、シンプルで高級なイメージ
・茶・・・空間に同化・調和しやすく、温もりを感じる
・緑・・・落ち着いたリラックス効果で癒しのイメージ
・青・・・涼しさを感じ、気持ちを穏やかにする効果◎
・黄色・・・明るいイメージ、集中力を高める効果◎
・赤・・・暖かさを与える色
□落ち着ける居心地の良い空間へ。アースカラーでつくる部屋づくり
本能的にも落ち着くといわれるアースカラー
アースカラーとは茶色やベージュや緑など、大地や植物などの自然にあるものをイメージした色。(畳、和紙)
観葉植物をアクセントとして置いたり、素材感のある木目の家具などでより自然を感じられます。
□まとめ
部屋のイメージを決める色。色彩計画を考えた上でインテリアを決めてください。
お気に入りの部屋へ、参考にしてみてくださいね。