2022.05.20
多目的に使える部屋 和室 =前室=
住まいの希望や部屋数を聞くと、「和室をつくりたい」という話がでてきます。
和室をどんな使い方をしたいですかと聞くと、「何かあった場合にどんな使い方でもできるから」と答える方が多いです。
どんな使い方、多用途で使える和室について注目したいと思います。
□どこにどのように和室を設けるかで使い方が変わります。
・リビングの隣に和室を設ける
扉を開けて、リビングと繋げてひと続きの広いリビングへ (リビングとしての機能)
扉を閉めて、独立した部屋 おもてなし空間へ (本来の和室としての機能)
・リビング内に畳コーナーを設ける
気軽に横になったり、くつろげるスペースに
段差をつけることで、座れるスペースに
・ダイニングに繋げる
ダイニングテーブルを畳コーナーまで伸ばすことで
畳に座ることも椅子に座ることもできる どちらの良さを味わえる◎
□和室にもう一つ機能を追加◎ 前室としての使い方。
前室とは玄関と主室(リビング)を繋ぐ箇所をさします。
リビングとしての使い方、和室としての使い方はもちろん、
玄関と繋がる場所だから、気軽にお客様を部屋に案内できます。
また、お花や小物など季節にあったものを飾る、玄関スペースとしても利用できます。
玄関からみたリビング。
場合に合わせて建具で仕切り、使い分けることができるのが嬉しいですね。
□まとめ
どこか懐かしい、落ち着く空間の和室。
どのように使いたいか考えた上で間取りにいれてみてくださいね。