2022.05.12
日本らしさから生まれた家づくり「町家」=坪庭=
うなぎの寝床のような奥まった細長い空間で快適に暮らすために作られたのが「町家」
古くからのつくり「町家」から得た知識を現代の家づくりに生かします。
今回は坪庭に注目したいと思います。
□坪庭とは?役割を紹介します。
坪庭は敷地内にある中庭のこと。
夏を涼しくする小道具の1つとして使われました。
昔の町家は坪庭があり、風をつくり部屋の中に風を通すことで暑さをしのいでいました。
また、光のはいりにくい町家では庭からはいる光は重要でした。
庭があることで風と光を操り、空調のない時代を生きていたんですね。
□庭を間取りにいれる。現代に置き換えると…
坪庭のように間取りの中に中庭(コートテラス)をいれると
プライバシーを確保しつつ開放的な空間ができます。
床の高さをあわせリビングとつなげば、アウトドアリビングとしてつかえます。
天気の良い日は日光浴・BBQ・子供のプールなど使い方が広がりますね◎
また、複数の部屋は中庭に接するので自然光がはいり、風の通り道ができるので
家の中にいながら自然を感じることができます。
□まとめ
家にいながら庭を眺める、自然を感じることができるのがメリットです。
家族だけの贅沢空間としてコートテラスはいかがでしょうか。