2020.08.31
平屋も吹き抜けも取り入れたい方必見!平屋の吹き抜けについて詳しくご紹介します!
平屋で吹き抜けを作りたいとお考えの方はいらっしゃいませんか。
吹き抜けのある平屋にどんな良さがあるのか気になる方も多いと思われます。
そこで今回は、平屋の吹き抜けについて詳しくご紹介していきます。
□平屋の吹き抜けとは
一般的によく行われている吹き抜けとは、天井の一部を抜いて、
1階と2階をつなぐ空間を作りだし開放感をもたらすためのものです。
しかし、2階がない平屋だと天井が吹抜ける開放感が出せないという問題があります。
吹き抜けの開放感とは、天井の高さを高くすればできるものではありません。
むしろ少し低い天井の一部が抜けている方が吹き抜けている感じが出ます。
では、平屋の吹き抜けとはどのようなものなのでしょうか。
結論から言うと、屋根の一部を勾配天井にして、開放感を作り出します。
シンプルな一室空間だと、やはり空間の単調さがありますが、屋根に勾配をつけることで天井が吹き抜ける空間が実現できるでしょう。
また、勾配天井は、高い位置に窓を設けることでお部屋に光が差し込みやすくなり、全体的に明るい空間ができます。
□平屋の吹き抜けのメリットとデメリットとは
メリットとしては、開放感のある平屋になることでしょう。
縦に広い空間を確保することで、部屋が広く感じられ平屋特有の閉塞感を感じることもなくなります。
また、勾配天井はロフトとの相性がよく、吹き抜けの高さを調節することでロフトが作れます。
ロフトは物置として活用することが可能なので、物が多い人は吹き抜けと同時にロフトも作るのが良いでしょう。
吹き抜けを作ることで、室内のデザイン性が上がるので、平屋をおしゃれにしたいという方にもおすすめできます。
デメリットとしては、メンテナンスや掃除が大変なことが挙げられます。
吹き抜けは一般的な天井より高さがあるため、掃除しにくいことが特徴としてあります。
よって、あらかじめ吹き抜けにキャットウォークを作るといった工夫をしておき、吹き抜けの手入れがしやすいように準備しておくのも良いでしょう。
また、吹き抜けをする際には2坪で費用の相場が100万円から150万円程度かかってくるので、建築費用に上乗せされる点には注意しましょう。 吹き抜け部分は天井が高くなるので、部屋の体積が大きくなく分、光熱費がいつもよりかかってしまうというデメリットもあります。
□まとめ
今回は、平屋の吹き抜けについて詳しくご紹介しました。
平屋の吹き抜けは、通常の吹き抜けとは少し違うことを覚えておきましょう。
長く暮らす上で、広々とした空間を平屋でも実現したいという方はぜひ勾配天井を検討してみてはいかかでしょうか。