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2021.05.13

失敗例から学ぶ!平屋の間取りを決める際のポイントをご紹介!

平屋の間取りを決める前に知っておきたいのが、その失敗例です。
念願のマイホーム、建ててから後悔したくないですよね。
そこで今回は、平屋住宅での失敗例や、間取りを決める際のポイントをご紹介します。
ぜひお役立てください。

□平屋住宅での間取りの失敗例をご紹介します!

平屋の間取りを決める際の失敗には、どのようなものがあるのでしょうか。
4つの失敗例をご紹介します。

1つ目が、共有スペースとプライベートの空間が近すぎる間取りです。

共有スペースとは、リビングやトイレ、洗面所など、家族みんなが利用する空間のことです。
共有スペースと書斎や寝室などのプライベート空間が近すぎると、リラックスできないかもしれません。
例えば、書斎の位置をリビングのすぐ近くにするとどうでしょうか。
子どもの遊び場や、リビングの物置になる場合がほとんどです。

また、整理整頓がしやすい家にするためにも、空間をしっかり分けるのが大切です。
子供部屋や夫婦の寝室、趣味の部屋などはちょうど良い距離感を保ちましょう。

2つ目が、ライフスタイルの変化に対応できない間取りです。

最初から子供部屋などの個室を用意すると、将来家族構成に変化があった際に対応できません。
そのため、最初から間仕切りをせず、お子様の成長に合わせながら最終的に間仕切りを作って個室にしていくのがおすすめです。

3つ目が、主婦の動線を無視した間取りです。

住まいの動線は、家事をする際にとても大切です。
動き回る主婦の家事動線が悪いと、家事の効率を妨げ、片付かない家になりやすいです。
そのため、キッチンから洗面所、お風呂場などへの移動がスムーズにできるような動線を意識しましょう。

4つ目が、通風と採光計画が考えられていない間取りです。

風の通り道や日当たりは想像以上に暮らしやすさを左右します。
例えば、窓の位置ひとつとっても、風通りや日当たりは大きく変化します。
そのため、よく計画して間取りを設計しましょう。

□平屋の間取りで失敗しないためのポイントをご紹介します!

平屋の間取りを決める際のポイントを3つご紹介します。

1つ目が、風と光を取り入れる設計にすることです。

2階建てに比べて、平屋は光や風が届きにくいです。
そのため、風や光を取り入れるための工夫が大切です。

窓から風を取り入れるために大切なのが、その向きや高さ、形です。
風の向きは地域ごとにデータで予測できるため、活用しましょう。
また、中庭を使うと建物の中心部へも光や風を取り入れられるためおすすめです。

2つ目が、スムーズな生活動線を設計することです。

平屋には、上下の移動がないため家事動線をまとめやすいというメリットがあります。
このメリットを最大限に生かした間取りを考えましょう。

また、玄関からダイニングやリビングに向かう動線と、廊下を通って各々の部屋に向かう動線をつくると、空間を切り分けられるため、おすすめです。

3つ目が、あえて廊下でゆるやかに区切ることです。

空間を上下で分けられないという間取りの制約を、廊下を緩衝帯にすることで解決できます。
また、廊下を広く設計して本棚などの収納を加えれば、移動以外の他の役割を持たせられます。

□まとめ

今回は、平屋の間取りの失敗例や間取りを決める際のポイントをご紹介しました。
失敗例を参考に、後悔のないマイホームを手に入れましょう。
ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。