2021.02.19
平屋住宅の片流れ屋根とは?メリットとデメリットをご紹介!
平屋住宅をご検討中で、屋根の形を迷われている方はいらっしゃいませんか。
調べてみると切妻屋根や片流れ屋根、陸屋根など様々な種類があって、いまいちどれにしたら良いのかわかりにくいですよね。
そこで今回は、1枚の屋根が片方に傾いている片流れ屋根のメリットとデメリットについてご紹介します。
□片流れ屋根のメリットをご紹介
ここでは、片流れ屋根のメリットを4つご紹介します。
1つ目は、太陽光パネルが設置しやすいことです。
片流れ屋根は1枚の屋根が大きな「面」になるので、太陽光パネルがたくさん設置しやすいでしょう。
また、屋根の傾きを日当たりに合わせて南向きにすればより効率的に発電できるでしょう。
2つ目のメリットは、建設コストが抑えられることです。
片流れ屋根は外観がシンプルであるため、構造が単純です。
屋根の構造が単純であれば、それに伴って雨どいなどの設置数も少なくなり、結果として建築コストが抑えられます。
住宅の建設コストを抑えたい方は、片流れ屋根を検討してみてはいかがでしょうか。
3つ目のメリットは、デザイン性に優れていることです。
片流れ屋根は最近使われ始めたモダンな構造の屋根です。
大きな屋根が一枚のみという単純な見た目が、おしゃれさを演出してくれます。
□片流れ屋根のデメリットとは
次に、覚えておきたい片流れ屋根のデメリットを2つご紹介します。
1つ目は、雨漏りをするリスクが高いことです。
一枚の屋根からなる片流れ屋根は接続部分がなく、雨漏りはしにくいのではないかと思われる方もいらっしゃるかと思います。
屋根から直接雨漏りすることはほぼありませんが、屋根を構成する板と板の境目から雨が侵入してしまい雨漏りに繋がる場合があります。
また、結露で屋根が劣化して雨漏りが起こることもあるため、片流れ屋根にする場合には、防水性の高い素材を使用しましょう。
2つ目は、外壁が劣化しやすいことです。
片流れ屋根の場合、軒先がない外壁ができるため、その部分だけどうしても雨風や紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。
軒先がない外壁には耐久性のある塗料を使ったり、定期的なメンテナンスを行ったりして、劣化対策をするようにしましょう。
□まとめ
今回は、一枚の屋根が片方に傾いている片流れ屋根のメリットとデメリットについてご紹介しました。
平屋住宅の屋根選びの際に参考にしていただければ幸いです。
また当社では、シンプルな外観形状が特徴の「平屋スタイル」を販売しております。
片流れ屋根プランもご用意しておりますので、お気軽にご連絡ください。